
左の黄色い《ハープの精》が奥さん。ブルーアイズとリバースモンスターデッキ。
右の紫色い《ワイト》が夫。オシリスとアンデットデッキ。
これから奥さんに遊戯王カードでボコボコにされた時の話を描きます。奥さんにボコボコにされた時の話です。
事の始まりは…
遊戯王プレイヤーだった奥さん。

付き合って間もない、2回目のデートの時のこと。
「中学の頃、遊戯王が好きな女子に誘われて、一緒にカードで遊んでいた」という話を奥さんから聞きました。
夫は「カードゲーマーの半分はインドア男子、もう半分はインドア成人男性」と偏見を持っていたので、女子が遊戯王カードをキャッキャと遊ぶ姿は想像できませんでした。
奥さんは当時、〈海馬瀬人のストラクチャーデッキ〉というパワー系の構築済みデッキを買っていました。そのデッキをベースにパックを買い足して、女子間でワイワイしていたそうです。まじかよ。
学生時代の奥さん。

私は学生時代の奥さんを知っているのですが、思い返せば少しおかしな点がありました(失礼)。
奥さんは、男共が教室の端っこでカードを遊んでいるところに寄って来て対戦を見ていたり、遊んだことないカードゲームのルールを教わって遊ぼうとしていました。
夫は在学時、「ニコニコ動画で流行っていた海馬瀬戸とドナルドのMAD動画から画像をくり抜いてオリジナルの遊戯王カードをフォトショップで作成」とかいうアホをやってました。
それなのに当時の奥さんは、なんか感心しながらニコニコしていました。何で?
そんな学生時代の思い出(羞恥)を話しながら散歩していました。
楽しかった遊戯王の思い出。

奥さんと夫が中学生の頃、それぞれの地域で遊戯王カードを遊んでいたことがわかり、キャッキャと盛り上がりました。
歴代の遊戯王の流れがわかる人向けに話すと、初代アニメであるデュエルモンスターズがやっていた頃です。
次の〈GX〉で融合召喚が活性化する前の、地道に生け贄召喚していた時代です。〈アドバンス召喚〉なんて言いませんよ。〈生け贄〉です。
また特殊召喚するモンスター・カードも多くなかったです。基本的に、お互いにモンスターを1体ずつ出しっこしてバトルしていた時代の古代決闘者でした。
「最近の遊戯王は凄いんだよ。特殊召喚が当たり前で、デッキや墓地からモンスターがバンバン出てくるんだよ。カードのテキストが長すぎて、読んでいるうちに読んだことを忘れてしまうんだよ。」
そう大げさに語る夫の話を、奥さんはふんふん頷いてくれました。絶対デート中にする会話じゃないです。話を聞いた奥さんは、浮かれてる夫にこう返しました。
「デュエルしようぜ!」

奥さんが遊戯王カードで遊ぼうと、唐突に言ってくれました。
嬉しくてイラストに羽つけちゃってますね。ああ恥ずかしい。好きな人と趣味のカードゲームで遊べるのがよっぽど嬉しかったんですね。ああ恥ずかしい。
喜び。

ああ恥ずかしい。
中学生当時に遊んでいたデッキを、奥さんは大切に保管していました。夫はそのデッキと対戦することになりました。
夫が昔使っていたデッキは、禁止カードとエラッタの存在しない時代のエクゾディアです。そんな友人破壊デッキは持っていても悲劇しか生まないので、とうに手放していました。
そのため、奥さん用にデッキを新しく用意することにしました。
デッキを作ろう!
VS奥さんデッキ。

奥さんと遊戯王カードで遊ぶことになったのは大変良いのですが、悩ましい問題がありました。
それはどんなカードを使ったデッキにするかです。奥さんが遊んでいた頃のカードと現代のカードとでは、パワーもスピードも挙動も違います。
楽しく仲良く遊ぶのが目的で合って、ボコボコにしたりされたりするワンサイドゲームは望んでいません。
出来れば漫画の遊戯王のような、アクの強いデッキ同士が何度も逆転劇を繰り広げる感じにしたかったのです。そう願っていました(ブログタイトルを確認)。
夫の趣味のカードはやめとこう。

夫の好きなカードの大半が、対戦相手のやる気を破壊するもの(通称:やる気デストラクション)ばかりだったので困りました。
漫画の敵役が、主人公の仲間たちに罵倒されながら使ってくる嫌な能力のカードです。正々堂々の真逆にある、残忍で卑劣を体現したようなカード。
カードの効果自体は大変おもしろく、強力なのでつい使いたくなるのですが、これを友人間で使いだすと気持ちがモヤモヤしてきます。
気の知れた親友とならいいんですよ、毒吐き合いながらもワイワイできるので。でもこれ、仲良くなりたい女子に使うカードでは絶対ないだろ…。 終わるだろ…
ほんわかふわふわしたやつ。

何か適当に可愛くて、ゆるくてふわふわしたやつにしようと思いました。
夫はカービィが好きなので、そこから連想してふんわりしたモンスターでデッキを組むことにしました。見た目が可愛らしくて、それなりに戦いやすいもの。
《クリボー》とかいいですよね。一見弱々しいけども、コンボで面白くなります。
そういうトリッキーなデッキなら対戦して楽しいかなと、通販サイトでカードを眺めていました。ですが…
選ばれたのはゾンビでした。

アンデットデッキになってしまいました。
趣味が出てしまいました。夫はゾンビとかミイラとかの不死が好きです。不死なら大体何でも好きです。MTGのデッキも大半が墓地活用デッキです。
結局、墓場からゾンビがわらわら寄ってくるハムナプトラみたいなデッキになりました。カービィ要素とクリボーどこいったよ。
奥さん VS 夫。
迫る決戦の日。

「中学生女子の当時のデッキ」VS「ピラミッドの中の敵が使ってくるデッキ」。右の黄色い人は奥さんで、左の骨みたいなのが夫のデッキのイメージです。
果たしてどのような戦いになるのか。奥さんは喜んでくれるのか。仲良くはなれるのか。ハムナプトラデッキは笑いを取れるのか。気になる勝敗の行方は…?(ブログタイトルを確認)。
次回へつづく。
邪悪露顕!『相性最悪の裏切りリバース』!!
読んでくださってありがとうございました。 次回は夫婦の対戦記事となります。お楽しみに!
コメント