【描いてます】太陽虫くん(2025年2月3日)

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 作成中のイラストの進捗記事です。線画をベタ塗りした絵を載せています。奥さんが後日、水彩塗りをしてくれます。

 今描いているのは、『おのれ太陽虫、よくもソラールさんを!』です。イラストについて色々書いていますので、ぜひご覧ください。

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2025年2月3日

太陽虫くん

 『DARK SOULS』より、《太陽虫》くんです。

 ダークソウルに登場するモブ(雑魚敵)で、おそらく数多くのプレイヤーに憎まれ、また愛用せざるえなかった存在です。あの天真爛漫なソラールさんを闇堕ちさせた罪と、巨人墓地の闇を照らした光の功績の間で揺らめいています。

 太陽の戦士ソラールさんは、行く先々で主人公と再会します。ロードランでの過酷な旅のためか、出会った先で元気を少し失くした様子も見れます。煮えたぎる溶岩を抜け、デーモンが抜港する『廃都イザリス』に着いたころには、すっかり意気消沈しています。

 主人公の旅も終盤の頃、最後に再会した彼はトレードマークであるバケツ型のヘルメットを捨て、頭に蠢く太陽虫を寄生させて襲ってきます。旅の先にソラールさんが見た真実は、彼の信仰と想いを裏切るものでした。彼の憧れた太陽は偽りで、今では偽りでしかない太陽虫を被って、狂気に浸っています。

 ソラールさんが好きであればあるほど憎たらしくなるのがこの太陽虫。でも最も憎たらしいのはダークソウルの制作会社であるフロムソフトウェア社です(最大の賛辞として書いています)。

 旅の途中、『巨人墓地』という本当に光がない闇の中を通り抜けるのですが、そんな場所に限って滑落死する地形と、命を刈り取る強敵が跋扈しています。道中で頼りになるのは、誰かの頭部であった気色の悪いランタンの明かりだけ。それを掲げるために左手は使えなくなるし、明るくする魔術には知力が必要だし、どうすれば…(脳筋)

 そこでこの太陽虫を被れば全てが解決します。頭装備だけでかなりの明るさで周囲を照らしてくれるので、苦戦しがちな巨人墓地も万全の態勢で挑むことが出来ます。この便利な(キショい)アイテム、是非とも確保したいですよね。ソラールさんが襲ってくるので、彼を倒すと手に入りますよ。鬼かよ。

 ソラールさんを生存させつつ、グッドエンドルートを確保しつつ、太陽虫を手に入れる方法もあるのですが、結構大変な上に初見プレイで気付くのは困難です。この太陽虫一匹に、ダークソウルのエッセンスが凝縮しているようで、大変感慨深いです。

 そんな可愛くて腹立つ太陽虫を描いています。他いくつかのキャラクターと掛け合わせる予定です。

2025年2月8日

追記:イラスト描けました。

 イラスト記事が出来ましたので、ご興味があれば下記リンクよりお越しください。

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